わさびです。
「構成図を描くの、地味にめんどくさい」
エンジニアなら誰でも思ったことがあるはず。draw.ioを開いて、四角を並べて、矢印を引いて、位置を揃えて。中身は分かっているのに、作図に時間を取られる。
draw.io公式がMCPサーバーをリリースした。Claude Codeと接続すれば、「このTerraformからAWS構成図を作って」と言うだけで、編集可能なdraw.io図が出てくる。
draw.io MCP とは
draw.io(diagrams.net)の公式チームが提供するMCPサーバーだ。Claude CodeやClaude Desktopから、draw.ioの図を直接作成・編集できるようになる。
3つの方式がある。
| 方式 | 特徴 |
|---|---|
| MCP App Server | チャット内にインラインで図を表示。インストール不要 |
| MCP Tool Server | ブラウザでdraw.ioエディタを開いて操作 |
| npxコマンド | ローカルで実行。Claude Desktopに最適 |
対応フォーマットはXML、CSV、Mermaid.jsの3つ。既存のMermaid記法がそのまま使えるのがありがたい。
セットアップ(1分で終わる)
Claude Codeの場合、リモートMCPサーバーを追加するだけ。
claude mcp add --transport http drawio-mcp https://mcp.draw.io/mcp
これだけ。インストール不要で、すぐに使い始められる。
ローカルで動かしたい場合は npx 方式もある。
npx@drawio/mcp
実例で見る3つの使い方
パターン1: Terraformから構成図を自動生成
既存のTerraformコードを読ませて「AWS構成図を作って」と言うだけ。VPC、サブネット、EC2、RDS、ALBなどのリソースを自動で配置してくれる。
実際にClaude CodeがTerraformファイルを読み、リソースを1つずつ図に追加していく。4分ほどで完成する。手で描くと30分はかかる作業だ。
パターン2: フローチャートをテキストで指示
業務フローやアルゴリズムを言葉で説明するだけで、整った図になる。
「ユーザー登録→メール認証→ログイン」みたいなざっくりした指示でも、分岐や条件を含むフローチャートを生成してくれる。
パターン3: 既存の図を読み取って修正
draw.ioのファイルを渡して「ここにキャッシュ層を追加して」と指示することもできる。既存の図を壊さずに、要素を追加・変更できる。
コードレビューの場で「この構成図、ここ変えたほうがよくない?」という議論から、その場で図を更新できる。
Figma MCPとの違い
先日紹介したFigma MCPがUIデザインの双方向変換なのに対して、draw.io MCPはインフラ・アーキテクチャ図に特化している。
| ツール | 得意領域 |
|---|---|
| Figma MCP | UIコンポーネント、デザインシステム |
| draw.io MCP | AWS構成図、フローチャート、ネットワーク図、UML |
用途が違うので、両方入れておくのがおすすめだ。
MCPの「1コマンド追加」が効いてくる
draw.ioもFigmaも、セットアップは claude mcp add の1行だけ。この手軽さがMCPの強みだ。
従来なら、draw.ioのAPIを調べて、認証を実装して、XMLを組み立てて…という開発が必要だった。MCPなら「追加して使う」だけ。
Claude Codeが対応するMCPサーバーは今後も増えていく。1つ追加するたびに、AIの「できること」が広がる。
わさびの見解
わさびです。draw.io MCPのClaude Code連携、実際にTerraformからAWS構成図を生成してみた。わさびのakahara-vlabパイプラインで、carasiAIのRSS収集フローを図化するのに使ってみたら、指示だけでVPCやEC2の配置が完璧に揃った。手描きなら20分かかるのが、3分で編集可能ファイルが出てくる。2025年12月からClaude Codeを使い始めて、MCPのHooksと組み合わせるのが鉄板だと確信した。
これでインフラ設計のイテレーションが爆速になる。Terraformコードを書く合間に「図も作って」とClaudeに投げれば、議論の質が上がる。Figma MCPがUI向きなら、draw.ioはアーキテクチャ特化だ。わさびの並行プロジェクト(GHDsystemやZariaSystem)で、構成図の更新がボトルネックだったのが解消。APIコストはかかるが、1日1時間の節約で元取れる。
Claude CodeのMCPは「道具の連携」でシステム構築を加速させる本領。AIをただ使う人と、MCPでdraw.ioやFigmaを道具化して回すエンジニアの差が、ここで一気に開く。Sonnetで十分、複雑なレイアウトだけOpusに切り替えろ。
みんなのプロジェクトでdraw.io MCP試してみないか。構成図の地獄から解放されるぞ。
あわせて読みたい
- Figma × Claude Code MCP連携 — UIデザインの双方向変換
- Claude MCP完全ガイド — MCPの仕組みと使い方の基礎
- Claude Code完全ガイド — MCP対応のコーディングエージェント
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